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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第13章 Party Next


一昨日の夜に
フィルとエリオットとご飯を食べた

そして無事に書類を終わらせたオリヴァーも
後から合流して4人で楽しい時間を過ごした


今日はパーティーに参加する日
まずはlexxにその後、皆で会場に向かう


着替えなどは家でする事になっている


だから今… 私は着せ替え人形になっている


「うーん… この色だとなぁ…」


何故、レンがこんなに真剣になって
ドレスを選んでいるのかわからない

関係ないよね?


「もう別に何でもいいよ
ほら、そこのドレスでいいんじゃない」


「それは絶対ダメ
生地も良いし色も似合うけど露出が多い」


「誰も私の事見ないよ」


「そんな訳ないから
ただでさえ、こんなに美しいのに…
いつも男に囲まれて仕事してるのに…」


ぶつぶつ言いながらレンはドレスを選び続ける


「ああ… 時間ギリギリだよ…」


結局、長い時間かかってドレスに靴
小さなバックに髪とメイクまでやってくれた


「女子力高すぎなんじゃないの…」


私より気合い入りすぎてしょ… 負けるわ…

いつもの見慣れたドアを開ける


「すみません…! 待たせてしまって」


調査偵察班の部屋には既に
メンバーが揃っている…


ま… 待って… 眩しすぎて直視できない…


「いや、そんな事ないよ
時間ピッタリだからね
ティナのドレスはとても似合ー」


「ティナ!!とっても素敵ですよ〜!!!」


「ぶっ… 残念だなホール」


エリオットがキラキラした目で駆け寄ってくる
そっくりそのまま言葉を返すよ…


「エリオットもとっても素敵ですよ」


「え〜 そうですか〜
ティナに言われちゃうと照れちゃいますね〜」


えへへ〜 と笑うエリオット
なっ、んだ!!!!この可愛い生き物!!!!
エリオットこそ
ドレス着ればいいんじゃないかな!?


「ティナ、とてもよくお似合いですよ
いつも美しいですが、今日はより一層ですね
クラクラしてきましたよ
責任とってください… ね♪」


今度は紳士が私の前に跪いて
手の甲に触れるくらいのキスをする


「えぇ!? フィル!? ちょ、何して」


「フィル、ティナが困っているよ
ほらこっちにおいで説明するから」


ホールさんかっこよすぎます…
そのまま肩を抱かれて誘導されるけど…
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