第3章 刺激を求めて
「や…大和…くん、あんっ…あんっ」
「もう、宇菜ちゃんってば」
声を抑えろと言う割には、大和はわざと大きな水音を立てていた
くちゃくちゃ、じゅるりっ
そんな音が響き渡る
ここは廊下の端にある教室で、空き教室のため元々生徒が近づく事はない
それに今日は休日で、さらに生徒は少なかった
だが、わずかな不安が胸の中に浮かぶ
万が一誰かが来てしまったら?
誰かに声を聞かれ、更には見られてしまったら?
それだけは絶対に避けなければいけない
それなのに声を抑えるのは辛かった
「…んっ、んぁっ…!」
「はぁ…ちゅっ、宇菜ちゃん…美味しいよ」
「んんっ…!あっ…ゃっ…!」
大和の指が蜜壷に挿入される
いきなり二本も入れられ、宇菜は歓喜の悲鳴を上げそうになった
「や…大和…くん…」
「どうしたの、宇菜ちゃん…イクには…まだ早いよ」
「ぁっ、いじ…わる…」
くちゃくちゃと音を立て、二本の指が中を掻き回す
宇菜が望んだ事だった