第8章 彼のお部屋②
すごく、気持ち良かった…
宇菜は言葉に出せずともうっとりしていた
知らない快感の波は何度も宇菜を襲う
すべては大和の手によって…
「大和くん…手錠…」
「えっ、まだだよ?」
「……えっ?」
「だって、ちゃんと中でイかせてあげないとね」
そう言って大和が取り出したのはピンク色の棒
棒と呼ぶには生々しい程男根と同じ形をしていた
見るのは初めてだが知っている
バイブだ
「僕としてはこっちの玩具の方が楽しみだったんだよね」
「や、大和くん…まさか?」
「うん。コレで宇菜ちゃんを気持ち良くしてあげる」
宇菜は驚いて目を見開く
冗談だと思いたかった
「や、やだ…大和くん…。中に挿れるなんて…怖いよ」
「大丈夫。僕に身を委ねて」
ぬちゃぬちゃと音を立て、バイブが秘部にあてがわれる
その固さがリアルで宇菜はゾクゾクした
怖いのに、なにかを期待している自分がいる
「挿れるよ…」
ぐちゃっ…
卑猥な水音とともにバイブが挿入された