第7章 彼のお部屋
宇菜が身につけていたのは真っ白な下着だった
肩紐にはカラフルなビーズがあしらわれており、ショーツの腰ひもはレースになっている
すごく可愛いのだが…
「大和くん、布の面積…少なすぎるよ!」
「えっ、そう?」
宇菜は顔を真っ赤にする
下着は布が少なく、かろうじて胸の飾りや秘部を隠している程度に過ぎない
慣れないティーバックにお尻がむずむずした
「宇菜ちゃんのおっぱい、形が良いからすごく綺麗に見えるよ。ね、もっとこっちに来て」
「…大和くんってば、本当にずるい」
宇菜は顔を赤らめたまま大和に近づく
裸でいるのと同じくらい恥ずかしかった
しかし大和は嬉しそうだ
「宇菜ちゃん、可愛い。お願い、そのまま僕の看病して」
「えっ…」
「母さんからメッセージきててさ、今日は遅くなるから宇菜ちゃんに甘えてって」
「……葉子さんってば」