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あの子はいとこ【R18】

第7章 彼のお部屋




ーーー……



トントン



意を決して大和の部屋のドアをノックする


どうぞ、と声がして宇菜は少しだけドアを開けた


目が合った大和はベッドに座り布団を体に巻いている



「や、大和くん…この下着なんだけど…」


「うん!早く見せて見せてっ」


「そ、その…」



なかなか部屋に入れない


というのも、宇菜が想像していた下着とは全然違ったのだ



「…宇菜ちゃん、早くー。具合悪化しちゃうよ」


「ず、ずるいよ…」


「ひょっとして、着てくれてない?」


「い、いや…着たけど…」



なら早く!と大和に急かされる


こんな所で言い合っていては時間の無駄だ


本当に大和の具合が悪化するのも嫌だし



どうしよう、どうしてこんな事に……!



宇菜は何度も頭を抱えたが、最終的には根気負けしてしまった



「わかったよ…」



ドアを全開にし、部屋に入ると



「わぁ、可愛いよ」



大和は目をキラキラと輝かせる



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