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あの子はいとこ【R18】

第7章 彼のお部屋




「…わ、わかったよ。ちょっとだけだからね…」



がっくりと項垂れる宇菜


結局大和のお願いを断る事ができないのだ


しかも病人…



「ありがとう、宇菜ちゃん。僕、宇菜ちゃんに着て欲しいの用意してあるんだ」



そう言って大和はベッドから下りると、部屋の中でも違和感を発する段ボールをあさる



「……用意、してある?」


「そうだよ」


「大和くん…また、意味がわからなく…」


「はい、これ」



ぽん、と渡されたのは可愛らしいピンクの包み


きちんと包装されて乙女心をくすぐるラッピングだった



「僕からのプレゼントだよ。その中に入ってるからさ、隣の部屋で着替えてきて?」


「や、大和くんが私の下着を…?」


「うん。ほら、僕はちゃんとお布団の中で待っててるから」



大和に背中を押されて廊下へと出る


パタンとドアが閉められ、宇菜は首を傾げた



…大和くん、私のサイズ知ってるのかな?



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