第6章 たまには我慢
「不満なんて…でも、もっとして欲しい…」
「宇菜ちゃん…」
宇菜は大和の首に腕を回し唇を寄せる
自分からキスをするなんて珍しい事だった
恥ずかしくて顔が熱くなるが、それ以上に胸が熱い
「大和くん…」
自ら舌を絡ませ、ねだる
もう我慢しなくていいんだと思ったら秘部が疼くのを感じた
「宇菜ちゃん、んっ…どうしたのさ…」
「大和くん…私の部屋、行こ…」
「誘ってるの?」
ゆっくり唇を離し、こくんと頷く
もう我慢できなかった
「抱いて欲しい…大和くんが欲しくて堪らないの…お願い…」
体が熱い
大和が欲しくて頭がおかしくなりそうだった
「ふふっ。いいね、その飢えた感じ。そんなに僕に抱かれたかったの?」
「うん…ずっと大和くんに抱いて欲しかったの…」
「…そう。ホントに宇菜ちゃんは可愛いんだから」
大和がニヤリと口角を上げる