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【防衛部】いつか見た星空を君とまた…

第1章 いつか見た星空を君とまた…


翌朝、いつもより早く目が覚めてしまった。
というか、ほとんど眠れなかった…
お弁当と朝食の用意はしたけど、食欲がわかない。
そのまま学校に行こうと玄関に向かうと、
先輩に声をかけられた。
「あれ?雪菜ちゃん、もう出かけるの?」
「はい…日直なので…」
背中を向けたまま答える。
「そう…気をつけてね。いってらっしゃい」
私はそれに返事はしないで、家を出た。

日直なんて、嘘…
先輩と顔を合わせるのが気まずいだけ…

なのに先輩は、いつも通り、やさしかった…
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