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【防衛部】いつか見た星空を君とまた…

第1章 いつか見た星空を君とまた…


「…頼まれたからって訳じゃないけど、今は物騒だし、心配なんだよ…」
心配……その眼差しから、伝わってくる…
先輩は、本当に私を心配してくれてる…
今日までずっと、視線も合わせなかった私のことを…
「…いいんですか?迷惑じゃ…」
罪悪感のようなものが込み上げる。
あの時、私から距離を取ったのに…
優しく接してくれた先輩を、突き放したのは私からなのに…
目の前にいる先輩は私を気にかけてくれている。
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