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【防衛部】いつか見た星空を君とまた…
第1章 いつか見た星空を君とまた…
「あ、あの…先輩…」
「どうかした?雪菜ちゃん」
「なんか、両親が無理言ったみたいですみません…
えっと…私なら一人で大丈夫ですから、先輩も無理しなくていいですよ…」
遠まわしに帰宅を促す。
先輩にだってきっと迷惑な話だよね。
縁の切れ掛かった幼馴染の面倒なんて。
というか、ほぼ切れてるか…。
そう思って先輩の顔を見ると、一瞬寂しそうに見えた。
でも、すぐ笑顔に戻る。
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