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【防衛部】いつか見た星空を君とまた…
第1章 いつか見た星空を君とまた…
「気をつけていってらっしゃい。おじさん、おばさん」
「い、いってらっしゃい…お父さん、お母さん…」
大きなスーツケースを手に、遠ざかる両親。
結局、特に反論も出来ずに先輩と二人きりになってしまった。
「ステキな旅行になるといいね」
そう言って笑う先輩。…だけど!
先輩にも、両親にも悪いけど、留守番くらい一人で大丈夫だよ。
何とかして先輩には帰ってもらおう。
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