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【防衛部】いつか見た星空を君とまた…

第1章 いつか見た星空を君とまた…


「そんな無責任なこと出来ないよ」
「え…でも…」
「俺の両親を通して頼まれたことだしね」
…そうだ、思い出した…先輩はすごく真面目な性格だった。
しかも、双方の両親から頼まれているなら尚更だ…
「一週間、責任を持って面倒みるからね。
それに久しぶりだし、ゆっくり話しでもしようよ」
私の頭をポンポンと優しく撫でる。
あ…これ…昔よくされたなー。
先輩、昔と変わってないな…優しい笑顔とか、仕草とか…
毎日のように一緒に遊んだ、あの頃のままだ…
それに、さっきの寂しそうな顔が気になる…
「…コーヒーでも、いれますね」
私はぽつりと呟いて、先輩と一緒にリビングに戻った。
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