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[HQ] 好きな人

第19章 親友


°˖✧✧˖°及川side°˖✧✧˖°


「あれ、まっつんは?」


部活が終わって着替えていると
先程までいた一静が消えていた


花巻
「彼女からLINE入って帰ったぞ」


「Σえ!まっつん彼女いたの!?」


岩泉
「付き合って2年だとよ」


「Σ岩ちゃんまで!及川さん知らないのに何で知ってんの!?」


花巻、岩泉
「人徳の差」


ガァーンと項垂れる徹を見捨てて着替えを済ませ部室を出て行く


「ねえねえまっつんの彼女見に行かない?」


岩泉
「面倒くせえ」


花巻
「右に同じ」


「気にならない?あのまっつんの彼女だよ?」


岩泉
「まあ気にならないって事もねえが」


「そうでしょ!マッキーどこで待ち合わせとか知らない?」


花巻
「駅前のファミレスって書いてたな」


ぜっったい気になるじゃん!!?紹介してくんないならこっちから攻めないとね


貴大と一を説得して急ぎ足で駅前へと向かった
駅前のファミレスは3店舗ある
外から中を覗き込んで一静を捜した
2店舗めで自分と同じ制服が見えて店に入った


「見つけたー!!」


徹が大きな声を出すと一静は驚いた顔で怒り出した


花巻
「どうしてもこいつがお前の彼女見たいって」


岩泉
「ああ、こいつが煩さくてな仕方なくだ」


「Σええ!マッキーも岩ちゃん見たいって言ったじゃん!?」


花巻、岩泉
「うっせえ及川/クソ川!」


松川
「しゃーねーな、こいつら同じバレー部の仲間
右から花巻貴大、岩泉一、クソ川」


「Σ酷っ!名前ちゃんと言って!及川さん泣いちゃうよ(泣」



「相変わらずだね~」


そう言ってケラケラ笑っている一静の彼女に見覚えがあった


「あれ?もしかして結花ちゃん?」



「当たり~おひさ優男と岩泉」


岩泉
「おお、久しぶりだな
松川の彼女って橘だったのか」


「おひさ~って俺の名前は及川徹!!」


松川
「何、結花こいつら知ってんの?」



「始めて一静に会った前の日の練習試合で会った
ね、山城」


「Σえっ山城ちゃん!?」


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