第19章 親友
夏休みも終わりをつげ2学期が始まった
山城は正式にバレー部のマネージャーになり春高バレー予選に向けみんなと練習に励んでいた
3年が引退して主将には大地が副主将に孝支がなった
そんな中監督が体調不良で居なくなり大地が部をまとめていた
澤村
「おーす」
全
「お願いしゃース!!」
田中
「潔子さーん、山城さーん頑張りまーす!!」
清水
「・・・・・・」
『頑張ってね』
田中
「Σはう、ガン無視&微笑み・・・・2人ともサイコー(泣」
澤村
「田中泣くか喜ぶかどっちかにしろー
全く練習始めるぞ」
あきれながら練習を開始する
西谷
「大地さん、旭さんが来てません」
澤村
「何やってんだ旭の奴」
部活が始まって30分程たった頃ようやく旭が体育館に顔を出した
東峰
「悪い遅れた!?」
西谷
「遅いっスよ旭さん!」
東峰
「Σスマン、ごめん、悪かった!?」
大きな体に似つかわしくない小心者の旭は謝り倒す
菅原
「遅れた理由は?」
東峰
「実は俺のクラスに転校生が来て担任に頼まれて(?「学校案内してもらってついて来ちゃいました🎵」
ヒョコと旭の後ろから女の子が顔を出した
橘
「どうも~東京から転校して来た橘結花で~す」
『結花?』
橘
「山城~久しぶり🎵」
胸元まで伸びた黒髪を高い位置で1つに結んで笑顔でヒラヒラ手を振っている親友の結花が居た
『何で宮城に、烏野高校にいるの?』
橘
「それは勿論・・・・・・・・・・彼氏に会うため♡」
全
「Σはあ!!?」
橘
「もう遠距恋愛飽きちゃったんだよね~
親には寮のある白鳥沢にしろって言われたんだけどさ~
それだと彼に会いに行きにくいし勉強したくないしね~
それに何よりも宮城に来たのに山城のそばに居れないでしょ?」
『結花・・・・』
橘
「所で山城さん」
『何?』
橘
「どれが初恋の彼(ニヤッ」
全
「Σ初恋!!?」