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[HQ] 好きな人

第16章 転校


澤村
「敬語とかいいよ、同級生だろ?」


『は・・・うん、そうだねありがとう』


適度な距離を保ちニコニコ微笑む


『携帯のアドレスやLINEのIDあの時のままだから・・・・』


立ち上がり俯きながら言った


菅原
「Σ分かった。連絡する!」


『また明日・・・・・孝支』


微かに微笑み孝支達と別れて坂本が待つ校門へ歩き出した

























°˖✧✧˖°菅原side°˖✧✧˖°


澤村
「スガ」


菅原
「何大地?」


澤村
「顔、緩んでるぞ」


菅原
「久しぶりの再会だしな
さあー部活頑張るべ!?」


澤村
「だな」


大地と一緒に第2体育館へと向かった


菅原
「旭!?」


一通りのアップを終えてエースの東峰旭にトスを上げる


東峰
「おう!」


菅原
「ナイスッ旭!」



「スガさんなんか今日調子いいですね~」


ニコニコ旭とハイタッチをする孝支を見て後輩の田中が声をかけた


澤村
「今日俺らのクラスに転校生が来たんだけどな
それがスガの知り合いだったみたいなんだ
し・か・も、物凄い美人」


東峰
「俺のクラスの男子も休み時間に見に行ってたな」


田中
「マジッスか!?明日見に行って見ようかな~」


澤村
「萩は男子苦手みたいだからほどほどにな」


菅原
「山城昔はそんな事無かったのになあ・・・・・」



「Σ!あのっ大地さん!萩山城さんってもしかして
東京からの転校生で金髪で腰までのロングの美女ですか!?」


澤村
「ああ、良く知ってるな西谷」


西谷
「大地さん達って進学クラスですよね!
おおっスッげぇー!山城さんってバレー上手いだけじゃなくて頭も良かったんだ!?
文武平等?ってやつスッね!山城さんサーブ打ってくれないかな~
今度こそ取ってやる!!?」


菅原
「西谷、文武両道だからな
って言うか何で山城のこと知ってる?」


西谷
「2年前に千鳥山中に東京から練習試合に来てたからです!?
あっ因みにLINEのID交換しました」


ズリーぞ!と田中に叩かれる夕を見ながら苦笑した


その日の夜に孝支は山城に連絡を取った


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