第14章 温水プール
黒尾
「う~ん、どれにスッか」
『手に取る水着の布・・・面積少なくない?』
楽しそうに水着を物色中の鉄朗
手に取るのは赤色でやたらと際どい水着ばかり
『言っとくけど光太郎や京治君も居るんだからね、鉄朗だけが見るんじゃないよ?』
黒尾
「分かってんだけどさぁ~どうせなら俺が山城に着せたい水着が良いだろ?」
『はぁ・・・私上に羽織る物探して来るから水着選んでて』
鉄朗から離れてパーカーを探しに来た
『上着何色にしようかなぁ』
色々手にとって見て最終的に白地の水玉模様のパーカーを手に鉄朗の元へと帰ってきた
黒尾
「決まったぞ~これに着替えてこい」
鉄朗から水着を受け取り更衣室にむかう
水着を広げて見てみる
赤色のフリルビキニ
胸元の3段フリルで可愛い、ウエスト部分にはフレアが付いて細見せ効果あり
水着を着てパーカーを羽織り鉄朗達が待つプールサイドに移動する
木兎
「やっと来た~って何で上着着てんだよ⁉
せっかく楽しみにしてたのにぃ~」
赤葦
「黒尾さんどんな水着選んだんですか?」
黒尾
「赤のビキニだ、赤は音駒のカラーだからな」
木兎
「Σビキニ!!山城足だけじゃ物足りねぇ!上着脱げ見せていや見せろ!!?」
赤葦
「山城さんアンクレット着けてるんですね」
普段は隠れているアンクレットを京治は目ざとく見つけた
木兎
「あかーし!お前は見たくないのか!?」
赤葦
「煩いですよ。俺は木兎さん程女に飢えてませんので」
木兎
「Σなにー!!」
赤葦
「山城さん黒尾さん折角来たんですから泳ぎませんか?」
黒尾
「行くか」
ギャアギャア喚く光太郎を無視して3人は歩き出した