第13章 婚約者?
タクミが山城に付きまといだして半年
研磨に会いに鉄朗と一緒に中学の文化祭を見行った
黒尾
「おーい研磨来たぞ」
孤爪
「別に来なくてよかったのに・・・」
『今年はお好み焼きにしたんだね』
「山城センパーイ来てくれたんですか!?」
「良かったらこれ食べてください!?」
『ありがとう』
黒尾
「ちゃんと部活してるみたいだな」
孤爪
「皆に迷惑かけたくないから」
にこにこ微笑みながら研磨の頭を撫でると
仄かに頬を染める
「先輩俺も撫でてください!?」
「狡い!ぼくもお願いします」
白河
「じゃあ俺もおねが~い♡」
黒尾
「Σうお!?お前いつから居た」
物凄く笑顔のタクミが後輩に紛れていた
白河
「山城さんが行くところなら何処にでも現れるよ🎵」
孤爪
「山城のストーカー?」
白河
「やぁ初めましてだね
俺は山城さんの未来の夫の白河タクミ宜しく🎵」
孤爪
「何かイタイ人だね」
白河
「いやぁーそれ程でもないよー🎵」
黒尾
「褒めてねぇよ⁉」
あはははっとは楽しそうに笑うタクミを横目に山城は電話を掛ける
『もしもし、引き取りに来てくれる?』
電話を掛けて数十分後中学校の校門に一台の車が停まった
?
「お待たせいたしました山城お嬢様」
『あれ、連れて帰ってくれる』
?
「かしこまりました
白河!?」
白河
「Σゲッ、坂本先輩何でここに居るんスか!?」
坂本
「山城お嬢様から連絡貰ったんだ
お前を連れて帰って欲しいってな」
白河
「そんな~山城さ~ん」
『さようなら白河さん
坂本さん、しっかり見張っててくださいね』
坂本
「皆さんお騒がせ致しました
では、お嬢様何か御座いましたらご連絡ください」
『ええ、ご苦労様』