第12章 音駒高校
1年が本格的に部活を始める時期になり
山城もやっと入部届けをもって体育館を訪れた
夜久
「山城!」
中を除いていると山城に気付いた衛輔が駆け寄ってきた
『夜っくんもバレー部だったの?』
夜久
「は?おれ“も”って(黒尾「山城遅いぞ何してたんだ?」
『ええ~遅くないよ、ねっ夜っくん』
夜久
「Σえっ!そうだな」
黒尾
「俺に会いに来たのか?」
『残念でした入部届けを持ってきたの』
2.3年
「なにー!!」
『Σ!!(ビクッ』
3年
「噂の1年がバレー部のマネージャーに・・・」
2年
「やりましたねキャプテン!?」
?
「何騒いでんだ?」
2.3年が騒いでいるところにコーチの直井と監督の猫又が入ってきた
3年
「集合!!!」
猫又
「山城か?」
『お久しぶりですお元気でしたか?』
猫又
「この通りぴんぴんしとるわ」
直井
「お知合いですか?」
猫又
「ああ、こいつのじいさんとは腐れ縁だ
山城はマネージャーするのか?」
『はい』
直井
「挨拶をしてくれ」
『1年の萩山城です。宜しくお願いします』
「「しゃース!!」」
部活が始まり山城はスポドリを作るため体育館を出て行った
黒尾
「なあ夜っくん「告白する前に失恋した」って相手は山城か?」
夜久
「Σ!!」
黒尾
「悪いな山城は俺のだから」
夜久
「人の傷口に塩ぬるなっ!?」
海
「練習始まってるぞ」
3年
「山城ちゃんって彼氏いるの?」
2年
「あっ俺立候補していい?」
部活を終えて着替え終わった2.3年が声をかけてきた
『彼氏いますのですみません』
3年
「誰?この学校の奴?」
黒尾
「俺が彼氏です」
肩を抱き寄せニコニコ微笑む
『鉄朗今日はハンバーグでいい?』
黒尾
「もちろんデザートは山城な♡」
『///』
夜久
「俺の前でイチャつくな!!」
後ろから来た衛輔に蹴りを入れられた