第10章 チョコ
次の日大量のチョコを抱えて登校した
『おはよー』
男子一同
「おはよう萩さん!!」
キラキラした目でチョコを抱えた山城を出迎えた
『約束のチョコ作ってきたよ』
男子1
「Σえ!?」
男子2
「て、手作り!?」
男子1
「義理チョコなのに手作り・・・・」
男子3
「萩さんと同じクラスで良かった(涙」
橘
「おは・・・・何事?」
登校してきた結花が泣いている男子をみて驚いている
『あっ結花おはよう「作ってきたよ」って言ったら泣き出したの
手作りはダメだったのかな?今から既製品買いに・・」
男子一同
「手作りがいいです!!?」
『?そう?じゃあ一袋ずつどうぞ』
男子が山城の前に列を作った
黒尾
「何だこの列?」
『おはよ鉄朗
はい、ハッピーバレンタイン』
差し出したのは一番大きな包み
黒尾
「サンキュー」
箱を開けると可愛くデコレーションしたバレーボール型のケーキ
男子2
「すげぇー」
パクッと食べる
『美味しい?』
黒尾
「味見してみるか?」
『味見は昨日し、んっ!』
男子一同
「Σ!!?」
頭を引き寄せキスをした
チュッとリップ音を立てて唇を離す
黒尾
「山城の方が甘いな(ニヤッ」
『///』
橘
「はいはい、人前でイチャイチャしない」
中野
「山城さ~ん!!チョコをお届けに来ました♡」
ドーンっと黒尾を押しのけ山城に抱き着く
『ありがとう沙希』
中野
「笑顔いただきました!」
坂東
「うっさい!?」
いつの間にかやってきた佳那に怒鳴られて連れて行かれてしまった
橘
「相変わらず嵐のような子だね~」
放課後にはバレー部に顔を出し後輩たちにチョコを配った
ピロン
徹:チョコ届いたよありがとう♡
ピロン
一:チョコサンキューな
ピロン
飛雄:チョコありがとうです
ピロン
夕:旨かったです!!
ピロン
光太郎:旨かったぞーまた作ってくれ🎵
ピロン
京治:来月は俺がプレゼントしますね
続々とチョコの感想とお礼が届いた