第2章 軽い男
カーテンの隙間から朝日が差し込む
?
「おーい、そろそろ起きろ」
橘
「むぅー鎌田先生うるさーい」
鎌田
「Σ何言ってんだあと10分で到着するぞ!?」
橘
「ふぁ~い、皆~もうすぐ到着だって~降りる準備始めようか」
まだまだ眠そうに欠伸をしながら指示を出す橘
『おはよう結花(クスクス』
橘
「おはよう~山城」
~午前8時30分 北川第一 到着~
橘
「割と早かったね~」
鎌田
「俺は疲れたよ・・・・睡眠3時間じゃきつい・・・・」
一泊するため経費削減で大型二種を持っている顧問の鎌田先生が一人で運転をしてきた
途中のサービスエリアで仮眠をとりつつ安全運転で宮城までやってきたのだった
『あっ、クロに連絡しなきゃ』
山城:おはよー。無事に宮城に到着したよ(o^―^o)
ピロンッ
橘
「Σ早っ」
クロ:山城~早く帰ってこ~い
『はっ?』
クロ:山城が傍に居ねえとやる気が出ねえ
『何言ってんの?』
クロ:ギューッて抱きしめてえぇ!!
『・・・・・・・・・』
橘
「おやおや~愛されてますなあ(ニヤニヤ」
クロ:僕寂しくて死んじゃいます(ノД`)・゜・。
山城:一回死んで来い(# ゚Д゚)
ピーッ LINEを送り電源を落とした