第7章 失恋と得恋

胸を揉みながらもう片手の手で太もも撫でる
秘部を避けて焦らすように撫で上げる
徐に下着の上からツツーッと割れ目をなぞる


『あっ!』


今までに感じたことのない刺激が身体中を突き抜ける


黒尾
「濡れてる、山城気持ちいい?」


『やぁ、恥ずかしいよ･･･』


下着の隙間から滑り込ませて秘部にそっと指を差し込む


『ああっ』


初めてそこに入った異物に身体が驚きビクンと跳ねる
ゆっくりと中で指が動く
気がつくと２本そして３本に増やされていた


『やああっ!』


ある所を刺激されて一際大きい声を上げた


黒尾
「ここ気持ちいい?」


『やぁぁ･･･はあっ･･･な、なんか･･･へん･･･』


その快感に耐えきれず口からは信られないような甘い声が溢れた


『あ、てつ、ろう･･･もう･･･あ、あああっ!!』


目の前が真っ白になり、身体はビクビクと反り返りながら痙攣し、それからフワッとベットに背が沈んだ


はぁはぁと荒い息を吐き呼吸を整えていると
カチャカチャと金属音がして、鉄朗がベルトを外しゴムの袋を開けそれを装着する
目があって真っ赤になってそらす


黒尾
「山城いいか?」


まだ痙攣したてで治まらない秘部にグッと押し当てた
コクンと頷き鉄朗の背中に手を回し抱き着いた
グッと力を込めると一気に突き上げた


『Σ!?っ』


痛みに顔を歪め唇を噛みしめた


黒尾
「きっつ･･･山城力抜いて」


『むり････痛いっ』


ぽろぽろ流れる涙をチュッと吸い取り唇にキスを落とし舌を絡ませる


『ふぅ･･･んぁ』


腰を持ってゆっくりと動き始める
先程の強烈な痛みはないけれど、それでもその動きの度に鈍い痛みが襲う


黒尾
「山城、山城」


グジュグジュと卑猥な水音と肌がぶつかり合う音が部屋に響く


『はあっ、ああっ、ん･･･てつろう』


鉄朗の動きが一段と激しさを増して眉間のシワを一層深くして声にならない吐息が漏れだす



黒尾
「クッ・・・!」


苦しそうな顔をした次の瞬間、一番深いところをついてゆっくりとその熱い欲望を吐き出した