第4章 北川第一男子バレー部
~東京~
山城不在で主将のクロがやる気ゼロ、その為研磨は壁に凭れてゲームをしている
黒尾
「はぁ・・・」
孤爪
「・・・・・・」
黒尾
「山城何してっかなあ・・・・・」
孤爪
「練習試合でしょ・・・・・・」
ため息ばかりつくクロ、いつもは無駄に元気でめんどくさいがこれはこれでめんどくさい
孤爪
「連絡してみれば?」
おぅ!と気合?を入れてスマホを持つとタイミング良くメールが届いた
[どうも~宮城に遠征中の大塚で~す]
黒尾
「んっ?大塚って誰だ???」
孤爪
「女バレの1年に大塚凛って子がいた」
[山城さん両手に花状態で~す♡]
黒尾
「はっ?両手に花??」
メールについてきた写メをクリック
そこに写っていたのは顔を赤く染めた山城と抱き着く男二人
黒尾
「・・・・・・(怒」
手に力が入りメキメキとスマホが音をだす
孤爪
「クロ、壊れる」
怒りに震える手で山城に電話をかけるも
[・・・・電源が入っていないか・・・・]
何度かけても繋がることは無かった
好きな人がいるって言ってたよな・・・・もしかしてこのどっちかが!!
俺のこと好きになるまで抱きつくだけにしようと思ってたがなあ・・・・・もっと積極的に行くか!?
黒尾
「帰ってくるのが楽しみだな(ニヤッ」
~宮城 同時刻~
『ゾワッ)なんか急に寒気が!?』