• テキストサイズ

[HQ] 好きな人

第25章 お泊り


お風呂から出てリビングの扉を開くと洗濯物の横でうつ伏せに倒れている孝支が居た
声をかければ笑顔を返してくれた
それから2人でテレビを見ていた少し眠たくなってきてさっきからあくびを必死にかみ殺していた
そんな時に孝支が遠慮気味に“そろそろ寝る?”と声をかけてくれた


ドキンッと心臓の音が頭に響いたような気がした
やっぱり孝支も男子高校生だししたいんだよね?
大丈夫もうあのことは克服できたし何より私は孝支の事が大好き


バクバク鳴り響く心臓を必死に抑えて無言で階段を上って行く
しかし孝支が案内してくれた部屋は空き部屋だった
えっ?と驚いて思わず言ってしまった


『一緒に寝ちゃダメなの?』


菅原
「Σえっ!?」


私以上にびっくりした顔で固まってしまった
目線を彷徨わせながら考え事を始めた孝支を黙って見ていたが孝支の袖をクイッと引っ張り頑張って声をかけた


『ねえ孝支の部屋に行ってもいい?』


期待と不安で声が少しふるえてしまった
いつまでたっても返事が返って来ずチラリと孝支の顔を見れば目が合ってギュッと抱きしめられた


菅原
「もう山城は何でそんなに可愛いの///」


『孝支・・・・私を・・・・・たべて?』










































/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp