第3章 夏には奴らがやってくる。
少し歩くと三角公園という名の小さな公園がみえた。
そこの近くの街灯は少なく光も時々点滅して、不気味な雰囲気をかもしだしていた。
公園からベージュのコートを着た中年男性が出てきた。
まずここで気づくべきだった。
夏のこの時期にコートを着ているなどおかしいと。
男性はこっちに向かってきた。
すれ違おうとする寸前、急にの前に立ちふさがり
着ているコートを前で広げ恥部を晒す
そう露出魔だった。
はとっさに悲鳴をあげ
全力で走った
露出魔と会った時は悲鳴など怖がる様子を見せるのは逆効果であることなど分かっていたがとっさに反応してしまった。