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【黒バス】幼馴染み。【赤司】
第4章 04
飲み終えたグラスに新しく麦茶を注いで自分の部屋へと戻る。
目指す場所が見えてきた私の戦いも少しずつ幕が開いていく感覚に一度目を閉じた。
机上に置いたグラスが汗を流して濡らしていく。
グラスを持っていた手が冷えて神経を研ぎ澄まさせる。
閉じた瞳を開いて前を向いた。
受験勉強は私にとって最大の強み。
幼馴染みへの気持ちに別れを告げるための最強の手段だった。
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