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【黒バス】幼馴染み。【赤司】
第2章 02
「せめて薄着での外出は控えるべきだ」
どうやら何を言っても小言を受けなければならないらしい。
仕方がないので家まで続くであろう幼馴染みからの忠告を聞きながらぼんやり家までの道を並んで歩いた。
早くこの時間が終わってほしいと願う。
説教を多く聞けばそれだけ切なさは募る。
精神的に疲労が蓄積されていくだけだった。
お小言に対する純粋な疲労なのか、胸中で燻る想いからくるやるせなさが疲労を生んでいるのか、良く分かりはしなかった。
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