第6章 腐った世界
【役者】
破られた制服
白濁に塗みれた身体
冷たい床に縫うように身体を押さえつけられ
代わる代わる押し入ってくる塊
ワザと暴れ、叫んで抵抗して
その度殴られ、乱暴に突っ込まれる
喉奥まで突かれ、込み上げる吐気を堪え
限界まで開かれた両足は痙攣してた
ガラスの向こうのオッサンが、満足気に俺を見てる
数人の男にレイプされ、必死の抵抗も虚しく
好きにされる俺を
……何処ぞのお偉いさんなんだろーけど、変態だな
演技だよ
AVとおんなじ
一本いくらだ
罵声と一緒に白濁を浴び、
涙を流せば、完璧でしょ
グッタリと床に伏せたままの俺の前に
ガラスの向こうでふんぞり返ってたオッサンが、いつのまにか立っていて
徐にズボンから出した塊を、後ろに突っ込んで来た
無理矢理腰を引かれ、
ヤラシイ粘着音と肌のぶつかる音が響く
「あっああっ、……ン……や、やめっ……」
切ない声を漏らし
涙を流して
嗚咽と涎を零す
金さえ積めば、参加も出来る
標準料金に+αだ
役者冥利に尽きんだろ
ほら、オッサン
泣いて抵抗しながら、
淫らにヨガってやるからさ
有り余った金
ちゃんと出せよ
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