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真昼の月 真夜中の太陽 【気象系BL】

第6章 腐った世界


【明けない夜 2】








「稼いでんだろ?なぁ」





上着を剥がされ、ポケットをひっくり返される





「ドコに隠してんだよ。出せよ」

「やめろやっ」




叫んで抵抗する俺に、リーダー格が話し出した





「オマエ、ワケアリ?
ユウさんに飼われて必死で働いて?金に困ってんの?」





バカにしたヤツの目に

俺が‥‥写ってる

こんなとこで働いてる時点で、お前らも普通じゃねぇだろ







……此処じゃ

ヤルコトはひとつしかない






「そ…金に困ってンだよ俺。アンタらも買ってくれる?」





一瞬、シンとして
ヤツらは顔を見合わせて、卑下た笑いを見せた






「俺らにオマエを買えって?……プライドないんだな」

「そんなのねぇよ。

金さえ稼げれば何だっていいから」

「ふぅん…じゃあ、ちゃあんと奉仕しろよ」





面白がるように脱がされ、男達に囲まれた






「ユウさん楽しませてるみたいにさぁ

俺らにも教えてよ」





狭いシャワー室に押し込まれ、真っ裸にされると、

促されるまま身体を屈め

ヤツらのモノを取り出し、自ら咥え込んだ






こんなこと、この場所じゃ珍しい光景じゃない


3人相手に暴れた所で、勝ち目はないし


俺が泣き喚いて抵抗すれば、ヤツらはますます悦ぶだけだ







とにかく、金だけは盗られるワケにはいかないんだよ





「ハッ…ンッ…」





ヤツらの息が上がるのを意識しながら

早くイかせようと

口と指先に集中する





後ろでゴソゴソしてたヤツらも


入り口に塊を押し付け捻込んで来た









「‥‥ッ!」







延長されたと思ったら大したことない


身体を揺すられ、同時に上も下も犯されて乱暴に扱われる


白濁で穢され、シャワーを浴びたばかりの身体は


あっという間に全身ドロドロになった












ヤツらが飽きた頃には


俺は辛うじて意識のある状態で






シャワー室の壁に寄りかかり

投げ出された小銭をボンヤリ見てた






震える掌で、それを掻き集め


シャワーを雑に浴び、どうにか服を着た






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