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真昼の月 真夜中の太陽 【気象系BL】

第10章 夢見る頃を過ぎても


【絎ける想い】




ー雅紀sideー





口で咥えて下ろしたファスナーから、取り出された塊を


しょーちゃんの足元に跪き、恐る恐る顔を近付けて、……舌で触れた


勃ち上がった塊を舌に絡め、咥内に沈めてく……


途端に、しょーちゃんが俺の頭を押さえて……喉元まで咥え込まされた




「んんっ、はぁっ……」




苦しくなりながらも、必死で舌を絡め…唇を窄め、


しょーちゃんに応えようとする


頭を抑えられたまま、頭を上下に動かし


唾液を絡ませて、昂りを吸い上げた





「上手いじゃん(笑)……経験あんの?」





クスクスと、しょーちゃんの笑い声が降ってくる


チラッと見上げた顔


意味深な笑み


鼓動が高鳴り、
恐れてた現実が頭を過ぎる






しょーちゃんは、


俺の……仕事のこと、知ってるよね……


自然と涙が溢れて


しょーちゃんの冷たい視線とぶつかる





ニノも……知ってるの?


ドクドクドクドク……


身体全体が心臓になってしまったみたいに、鼓動が高鳴り俺を埋める





自然と震え出した身体に気付いたのか、
しょーちゃんは咥内から自身を引き抜くと


俺の腕を引き上げ、乱暴に机の上にうつ伏せにした


ズボンの隙間に指が差し込まれ
勢い良く降ろされると、双丘は外気に曝され、ギュッと縮こまる







掴まれた腰を引かれ、ピタリと尻にあたる感触


まだ、解されてもいないソコに無理矢理一気に捻込まれた





「はっ…っ、あっあっ…ん!」



痛みを逃がしたくても、両手は後ろで固定されたままで、


耐えきれず、唇を噛み締めると、血の味が広がった





容赦なくしょーちゃんが動き始めて、その度肌のぶつかる音が部屋に響く


それに合わせて机がガタガタと揺れて


意識が遠退きそうになりながらも、
こんな場所でこんな昼間から行為に耽ってる自分が、


どうしようもなく汚い存在に思えて


その背徳心が、何処かで感覚を麻痺させる








「すげぇ、感じてんじゃん。

なぁ、泣くんじゃなくてさ?……もっと鳴けよ」






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