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真昼の月 真夜中の太陽 【気象系BL】

第9章 BAD KIDS


【権謀術数】




ー櫻井sideー




「まさか、ここまで上手くいくとはね~」




調査報告書を捲りながら、思わず笑みが零れた







「働き始めてから、毎日休まず出勤してますね」

「感心だね(笑)」



好きなヤツのためならって、身体売れるなんてな


その神経流石だな


父さんに飼われてるだけあるわ







「あと…社長の方ですが」

「…父さん?」

「二宮が仕事を始めた原因を調べさせてますね。

……じきに、あの少年と接触があるかと」

「雅紀ね。…わかった」





父さんも、それだけ本気って事か


二宮は手放せないって?


大事な大事な忘れ形見だもんな






雅紀の存在を知ったら、
いつでも冷静で、感情を出さない父さんはどうするだろうね


従順な犬に躾るか、
それとも視界から消してしまう?


さぁ

大人しく、流れを見守っとこうかな







お楽しみはこれからだ






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