第3章 ヒミツな関係
お腹いっぱいで少し眠くなりうとうとしていた牡丹にアレクはキスを落とす。
舌をねじ込み、手慣れた感じで絡めてくる。牡丹は息ができずに、唇が離れた瞬間すうっと息を吸い込んだ。
「牡丹、ハンバーグの味して美味しい。もっと美味しいところ食べたいな。」
「やだっ…」
アレクはそう言いながら、メイド服の上から胸を揉みしだく。気のせいかこの前よりも触り方が優しかった。牡丹は嫌だと身体を離す。
「牡丹助けたの俺だよ?いいだろ。世の中ギブアンドテイクっていうじゃん。優しくしてあげるからいいでしょ。それに気持ち良くしてあげるから…さ。それでも嫌だったら言ってくれたら辞めるからさ。」
「…わかりました。」
牡丹は逆らえずに、身体を委ねることにした。