第1章 刀剣女士顕現
加州「ってか、しぃは何かなくても俺に頼って!」
大和守「ちょっと!清光だけズルい!」
加州「うるさい!!呼び寄せたの俺だし!」
大和守「主だよ、バカヤロウ!勘違いすんなブス!」
加州「はぁ!?誰がブスだよ。その言葉そっくそのままお前に返す!!」
『清光、安定……』
雫を間に挟み、口論をする加州と大和守。おろおろと様子を見るしかない雫に堀川が話しかけた。
堀川「もぉ〜。二人揃えばいつもそうなんだから。こんなことも久々ですね、懐かしいなぁ」
『そうね、ふふっ。嬉しい……わっ』
和泉守「変わらねぇなぁ、お互いに。まっ、変わったとしたら、こうやってお前の頭を撫でられるこった」
堀川と嬉しそうに笑う雫の頭をがしがしと撫でて、溌剌と言う和泉守。
まるで兄妹のような雰囲気を察知した加州と大和守が、口論を止め、仲良く二人して和泉守に押し迫った。
大和守「ちょっと待って和泉守。今しぃに何したの」
加州「そーゆーナチュラルなセクハラ禁止ー」
和泉守「なっ、ばっ、はぁ……!?」
『セク、ハラ……?ってなんですか、国広』
堀川「しぃは知らなくていいよ」