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【MHA】私の好きな人と私を好きな人

第5章 恋愛と戦争では手段を選ばない




もう痕のことなんて忘れるほど
勝己くんの朝の言動が衝撃すぎて、
ハラハラしながら何とか午前中を乗り切った。

そして午後の授業、
ヒーロー基礎学が始まった。
その名の通りヒーロー科特有の授業で、
クラス皆が今日1番期待していた科目だ。


「わーたーしーがー!!

普通にドアから来た!!!」


オールマイトがいつものセリフで
普通にドアから勢い良く入ってきた。


「オールマイトだ・・・!!
すげぇや本当に先生やってるんだな・・!」


さすがNo.1ヒーローと言われるだけあって
クラスがの雰囲気が一気に沸き立った。


「ヒーロー基礎学!
ヒーローの素地をつくる為、
様々な訓練を行う科目だ!」

説明するオールマイトが後ろから
何やらプレートを取り出して見せる。

「早速だが今日はコレ!戦闘訓練!!」

『戦闘・・・訓練・・・!!』

「そしてそいつに伴って・・こちら!」

教室の壁が動き出し、
たくさんのロッカーのような物が現れる。

「入学前に送ってもらった
個性届と要望に沿ってあつらえた・・

戦闘服!!!」

「「「おおお!!!」」」

「着替えたら順次、
グラウンドβに集まるんだ!!」

「「「はーい!!!」」」

(・・・ん? 着替え?)


皆が盛り上がる中、
私は重大な悩みを思い出し
固まっていたのだった。

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