• テキストサイズ

【MHA】私の好きな人と私を好きな人

第6章 踏み出さない人に結果は決してやって来ない




「最初の対戦相手は、こいつらだ!」

オールマイトが、ヒーロー・ヴィランと
書かれた2つの箱からボールを取り出した。

「Aチームがヒーロー!Dチームがヴィランだ!」

Aチームは出久くんとお茶子ちゃん、
Dチームは飯田くんと・・・勝己くんだ。

(出久くん、大丈夫かな・・・)

私は勝己くんの応援よりも、
昨日のことがあったため
出久くんの心配が先だった。


「敵チームは先に入ってセッティングを!
5分後にヒーローチームが潜入でスタートだ!

他の皆はモニターで観察するぞ!」


私はすぐに出久くんの元へ駆け寄る。


『出久くん・・あの、勝己くんだけど・・・』

「あ・・・あ、うん、大丈夫・・・」

『ぜんぜん大丈夫じゃないね!?』

そう言った出久くんはブルブルと震えていた。

「いや、ちょっと・・だいぶ身構えちゃって。
でも今は、負けたくない・・な・・・って。」

『・・・そっか、頑張ってね!お茶子ちゃんも!』


2人に声をかけモニタールームへ向かう。

出久くんも前に進んでいる。
私は純粋にそんな彼を尊敬した。


(・・あ、勝己くんに声かけるの忘れたな・・・)


/ 43ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp