ヤンデレヴィクトル氏による幸せ身代わり計画【完結済】
第2章 身代わりの話
散々解した腟内は、拒むことなく男根を招き入れた。
ばちゅん、と音をたてて子宮に先端がぶつかり、桜は身体を震わせた。
「あ、ぁあっ、おっきい、おっきいの、奥まで、っきたぁっ」
「ユーラの子宮と俺のコック、キスしてるよ…。ん、膣道も、俺がもっと欲しいって絡みついてくる」
「ふぁ、あん…そんなァふうにっ、ああんっ、言わないでぇっ」
その様子にヴィクトルはクツクツと喉でわらい、桜の小ぶりなお尻を持ち上げると、小刻みに揺さぶりながら、かと思えば男根をぎりぎりまで引き抜き、また一気に挿入するといった緩急をつけた抽迭を繰り返し、桜に頭が溶けそうになる程の快感を植え付けた。
長すぎるせいでヴィクトルのモノは全て納まってはいなかったが、桜の腟内は熱く、彼のモノにウネウネと絡みついてくるのでしっかりと快感を拾う事が出来た。
「ん、はぁ、あんっ、まって!激し、すぎる!」
「く、はぁ、もう少しだけ、頑張って」
2人とも呼吸が短くなっていき、だんだんと高みへと駆け上っていく。
最後に一際強く子宮口を抉られた所で、桜は体を痙攣させ、盛大に果てた。
それにより腟内が収縮し、桜を追いかけるようにヴィクトルもゴム越しに吐精した。
ずるりと逸物を膣から抜けば、赤く熟れた陰裂は失った質量を求めるかのようにぱくぱくと開閉を繰り返す。
ーーなんて淫靡なんだろう。目に毒とはこの事か…。
桜はどう見ても疲れきっていてとても2回戦に持ち込めそうにない。
もう少し見ていたかったけれど、無理をさせたら次に会うのを断られるかもしれないとヴィクトルは桜シーツを掛けてやった。
「すごかった…気持ちよすぎて馬鹿になるかと思った…」
「俺も凄く良かった。いや、まさか前戯の長さでこれほどまで違うと思わなかったよ。次は前戯だけでイかせてあげようか?」
「遠慮します」
照れ隠しからかシーツを引き上げてすっぽり姿を隠した桜に、ヴィクトルの悪戯心が疼いた。
「そういえばこの間、約束してたのにお風呂に入れて上げてなかったね、今日は入れてあげるよ」
前回、行為を終えたあと、桜は気絶するように眠りについてしまった。