第5章 春日山へ
2人が仲直りをして、
そのまま3人でしばらく話し終えた後ーーー
幸「じゃ、俺らは隣の部屋にいるから。
なんかあったら呼べよな。」
佐助「舞さん、おやすみ」
「おやすみなさい」
2人とも隣の部屋に行ってしまって
1人。とても落ち着かない。
(…ここは安土に近いんだっけ。)
安土…
信長様の顔が浮かぶ。
(うーん、怖い…見つかったら
どうなるんだろう、私……)
それに、春日山に着いたところで、
結局ここは戦国時代、
危険なことには変わりない。
(せめて春日山に着いたら佐助君達に
頼りきりにならないようにしないと…
でも、今日は疲れたな…とりあえず休もう…)
そうして舞は眠りについた。