第2章 はじまりの日(イケ戦プロローグとほぼ同内容)
(っ……すごい迫力……)
三成「いえ、私が行けませんでした。自分から名乗るのが礼儀ですよね。
私は石田三成と申します。信長様の右腕である秀吉様の元で、側近を務めている者です」
「はじめまして、舞です……」
(こっちの人は優しそう………。『石田三成』って名前も有名だよね。
すごくきれいな顔してる。21世紀に行けば、即モデルデビューだよ)
信長「何者かは俺も知らんが、この女が刺客に気づき、寝ていた俺を起こし外へ連れだしたのだ」
三成「そうでしたか……!お館様の命を救っていただき、ありがとうございました」
「い…いえ…」
三成「ですが、舞様はなぜ本能寺に?
尼にも見えませんし…変わった服装をなさっていますが、どこの国のお方でしょう?」
「私は……この時代の人間じゃないんです」
信長・三成「は?」
(戸惑われるだろうけど、正直に話す以外説明のしようがない)
「私は五百年後くらい後の……未来から来た人間なんです!」