• テキストサイズ

【マギ】 A Trip to MAGI World

第7章 New Encounters


〈真愛side〉

…あー。
魅力全開でばっちり目を合わせちゃった…。

「あ、あれっ!?どうされたんですか!?」

一緒にいた女の人が慌てている。
ん?このお札の女性、見たことあるような…



「大丈夫ですか、紅覇様!!」

こ、う、は、様…   練 紅覇!?

「こ、だ、お、皇子様!?」

そうだ、この人紅覇くんの部下の魔導士だ!
確か…麗々だっけ。

麗々さんは、しまった!という顔をして、

「お忍びだったんですけど…ってあなた!紅覇様に何か…!」
「話すとちょっと長くなりますので。」

そう言って剣に触れた。

「な、何を…!?」

  『音姫(アムドゥスキアス)』

これはただ音を聞かせるだけの技。
多分これで目が覚めるだろう。

「あなた、やっぱり、その剣…!」

はい、私攻略者です。

「…ん?僕、何ボーっとしてたんだろ」
「紅覇様ぁ~!!」
「うわ!くっつくなよ、服が汚れるだろ!」

わぁ、このやり取り知ってる。

「そういえば、何かお聞きになってませんでしたか?」

「あ!そうです、この方は攻略者です!ですよね?」
「はい。アムドゥスキアスの所持者です」

「ふーん。名前は?」
「黒﨑 真愛です。真愛の方が名前です」
「僕のことは知ってんの?」
「練紅覇皇子様ですよね?」

「そ。…洛昌でなんかやることあるの?」
「…いえ、とくには」

「じゃ、炎兄に紹介しようよ」

紹介?どういう意味の?

「どういうことですか、紅覇様?」

麗々さんが聞いてくれた。

「迷宮攻略者だったら、なんか力になるかもしれないじゃん?することなくて暇なら、宮殿来ない?」

あ!いいね!それ。

「いいんですか!?」
「いいんじゃない~?ね、麗々」
「…はい!」

やったぁ!
/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp