【マギ】 A Trip to MAGI World
第3章 I Charm Is Non-Discrimination
〈真愛side〉
「その、不満というか…一人じゃ、怖いなぁって」
言った後で今更だけど、ちょっと恥ずかしい。
「そんなことか!じゃあ俺の部屋に来」
「シン…?」
「じょ、冗談だから!ジャーファル…なんでみんなそこまで引くの!?」
「冗談が冗談じゃない…」
「皆…」
わぁ、生でみてるよこのコント。
「真愛、私の部屋にって言いたいんだけど、とても眠れる状態じゃないの…」
「私の部屋…あ、ごめん。先客がいる」
「ピスティ、それってまさか」
「何でもないから!」
それってまさか男の人なんじゃ・・・
ていうか私、めっちゃ心配かけてしまってるよ!
「あ、すみません!わがまま言っちゃって。大丈夫ですから。」
「でも、ここ来てまだ数日なんだろ?一人が怖いっつーのも仕方ねえよな」
「真愛さん。侍女を使わせますから、安心してください」
ジャーファルさん、シャルルカン様・・・優しい。
そういえばなんか、ジャーファルさんは様って感じがないなぁ。
「本当に、わざわざありがとうございます。」
「いえ。こらシン、アンタいつまで拗ねてんですか。仕事させますよ」
「! 俺はもう元気だぞー!」
「じゃあ仕事しましょうか。」
「な!?」
ウケるww