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明日も、息をしていたい 《進撃の巨人》

第1章 別れ


「…!!??、かあさん!!」

巨人の手の中に母がいた。

「ユーリ!!ユアを探してどこか遠くに逃げなさい!!」

母が叫ぶ。

「で…でも!!」

ユーリは逃げようとしなかった。
実の母が目の前で死にかけている。自分だけ逃げるわけにはいかない。

「やだ!!かあさんも一緒に…!!」

「ユーリ!!?」

その時、巨人の手の中にいた母から鈍い音がした。

ミシミシ…べきッボキメキッ

「う゛あ゛あ゛ァアあ゛あ゛ッ!!!!」

「かあさんッ!!」
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