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1匹狼な君と

第1章 優しい人 (あんずside)


「そういえば… 俺、
コーギーに静かに寝れる場所あるか?って
聞かれたから、
中庭の大きな木の場所を教えてあげたよ〜… ふぁふ…♪」


だからあんなに、寝心地が良かったのか…


「おっ!あんずいるじゃん!」


教室に戻ってきた真緒くんだった。


「ま〜くんはコーギーについて、
何か知ってることないの〜?」


「晃牙か?
そういえば、昨日の夜遅くに校内の見回りしてる時にあったぞ。」


「なんで、ま〜くんが夜遅くにココに残ってるわけ〜
良い子は早くお家に帰らないとね…♪」


「生徒会の見回り当番で、昨日は俺だったんだよ。
あっ!あんず昨日学院に泊まり込みしてたか?
22時ちょい前に2-Aみたら、
バックがまだあったからさ!」


真緒くんは生徒会の仕事大変なんだな…
私はゆるゆると首を振った


「やっぱり!おかしいなって思ったんだよ!
泊まりの申請貰ってないもんな!
まぁ、2-Aであんずのバックみた直後に晃牙に会ってさ、
UNDEADは泊まり込みの申請をしてたから、
もしかしたら、あんずも一緒なのかと思って
晃牙にあんずがどこにいるか聞いてみたんだよ。」


UNDEADは泊まり込み…?
晃牙くんも…?
でもあの後は家に帰って…


「そしたら、あんずは一緒じゃねぇって言うからさー
こんな時間に1人で帰ったら危ないし、
まだ学院内にいるはずだから、
あんずを見かけたら俺に伝えて欲しいって晃牙にお願いしたらさ、
デコ助はやらなくていーぜ、
俺様があんずを家に送ってやんよ。
って言って、
あんずのバック持って走って探しにいったぞ。」


「きゃ〜♡ その話は本当なの真緒ちゃ〜ん♡
まるで、お姫様を迎えにいく王子様ねぇ♡
キュンキュンしちゃうわぁ♡」


「俺たちKnightsの仲間入りできるよ、コーギー…♪」


晃牙くんの事がどんどん暴露されていく…
これを本人が聞いたら…
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