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【黒バス】 貴方の隣にいたかった 【宮地清志】

第8章 杉本


朝練が終わり、着替えて大坪や木村とクラスへ行こうと歩き出す

「ね!私も一緒に行っていい?」

いつもは一緒に来ない杉本が
何故か一緒に行きたいと言ってきた

「あぁ、いいよな?2人とも」

「俺は別にいいぜ」

「…俺も別に」

ま、関係ないし…なんて思ってOKをだした

「やったぁ!じゃあ行こう!」

「うわっ!」

杉本が腕を絡ませてきた

「おぉ」

おぉじゃねぇよ、助けろ!

「まぁ宮地モテるもんなぁ…」

いやいや!だから助けろって!

そんな俺の想いも届かず終いで

「今日の1時間目ってなんだっけ?」

「あー…なんだろうな」

適当に受け流すがその反応が気に入らなかったのか
杉本が頬を膨らませた

「ちょっとー!ちゃんと答えてよー!もうっ」

可愛くねぇんだよ

「つか離せ、歩きにくい」

「えぇー!いいじゃんかー!」

よくねぇから言ってんだっつの


「あららー

宮地先輩と杉本先輩ラブラブー!」

「…俺にはそう見えないのだよ」

「えー!俺には見えるよ?

…ね?レイせーんぱい♡」

『……ん』
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