第2章 マンネリ解消の方法
「ぅあっ・・・そ、ごくっ・・・だめっ・・・」
「十さん、凄いエロい」
初めておもちゃを与えられた子供のように、壮五は龍之介の身体に刺激を与える。
手錠で繋がれてるため、シャツはボタンを外され逞しい胸板だけが見え、下半身は既に壮五によって全て剥ぎ取られている龍之介は、ひたすら快感と戦っている。
「乳首もいつもより立ってませんか?」
「ハァッ・・・」
カプリと壮五が龍之介の乳首に噛み付く。
「ンッ・・・」
その間も、いつも壮五を受け入れている孔でバイブが蠢いていた。
「ココも、こんなにビクビクしてる」
龍之介のモノに触れる壮五。
「はぁっ……そ、ごく・・・俺っ」
「イキますか?」
「壮五くん、ので・・・ハッ、イキたいっ」
潤んだ瞳で訴える龍之介に、壮五の胸がキュンとなる。
「十さん・・・可愛い」
龍之介にキスをした壮五は、自分も服を脱ぐ。
そして、繋がれていた手錠を外した。
「僕も十さんの中に入りたい・・・」
そう言うとバイブを抜き、入れ替わりに自分のそそり起つモノを龍之介への挿入した。
「アッ-!」
いきなり深く入ってきたため、龍之介は呆気なく達してしまう。
「はぁはぁ・・・ごめっ・・・」
「大丈夫です。僕のでイクために我慢してたんですよね?」
「んっ」
「けど、まだ終わりませんから」
再び妖しげな笑みを浮かべる壮五は、ゆっくりと腰を動かし始める。
「・・・っ、十さんっ凄い締め付けっ」
「そーごくっ・・・」
次第に早くなる壮五の動き。
部屋の中には、2人の激しい息遣いが響いていた。
「十さん、ごめんなさい」
お互いに数回達した後、グッタリする龍之介に壮五が謝る。
「だ、いじょうぶ」
壮五の激しすぎる攻めに、仰向けになれなくなっていた龍之介は、うつ伏せのまま答えた。
「ちょっとビックリしたけどね」
顔だけ壮五に向け、優しく微笑む龍之介。
「壮五くんって意外と鬼畜なんだね」
「嫌になりましたか?」
「ううん。むしろ逆だよ。たまには鬼畜壮五も良いんじゃない?」
嘘ではなかったが、そう言った自分を後々恨むことになるとは龍之介は思ってもいなかった。