第2章 第2章その瞳『幸福』
『いいか?絶対にここのことは喋るなよ。喋ったら貴様を実験のサンプルにしてやるからな…?』
あの出会いから五日がたった。
千はあの日、道に迷い扉間の「隠れ家」にたどり着き、扉間と出会った。
あそこは誰も知らない「隠れ家」、秘密基地だったらしくて、特殊な結界が張られているらしい。
だからあんなに警戒していたんだ。
あれから、夜になると毎日家を抜け出して扉間の隠れ家に行っている。
そしてまた今日も。
「…また来たのか…。」
「うん!水遁とか教えてほしいし、扉間様といっぱいお話ししたいから!」
「ガキにする話しなどないわ。」
その通りだ。扉間は今年で19。
兄弟と考えてもあり得ない年の差だ。
(水遁の修行などしなければよかったか…)
あの翌日、扉間は千の修行に付き合った。それが仇となったか、千は毎日きている。
扉間も暇ではない。夜も書類仕事などをしている。
「まったく…。ワシは仕事がある。
中で『しずかに』しているなら入れてやる。いいな?わかったか?」
「わかった!しずかにしてる!」
『本当はお話ししたいけど!』とこれまた大きな声で言う。こいつの中に『静か』とゆう言葉があるのか疑ってしまう。
扉間はため息をつき、千を中へといれた。
その五分後。扉間は中へ入れたことを後悔するよであった。
「それに触るな!!」
「この巻物変な文字ー!」
「開くな!!!!」
「変な液体ー!」
「開けるな!!」
実験のサンプルや口寄せの巻物やらを触り、現場はしっちゃかめっちゃか。
扉間が12歳のときは落ち着いていたと思うが、千はあれば触る。
「このクナイ変な形だね!」
「だから触るなと言っているだろうが!!」
こいつの中に『静かに』とゆうことばはやはりなかった。
地下でも作った方がいいかもしれない…。
(まったく…。?何故ワシがこいつの地下など作る必要がある?)
ただこの場所を見れて入れる子供。
それだけだ。
来るなと言い続ければいい話だ。
自分がこの子供のためにするなんてメリットがない。
「…何故お前はここに来る。
こんなところ…いても楽しくないだろう。」
ここはある意味「危険」がいっぱいだ。
触れたら何が起こるかわからない巻物もある。
千は考えるように首をひねる。
「ん〜…扉間様といるとね、なんか楽しいの!千は生きてるって感じるの!」
