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金の瞳と銀の髪 〜追憶の言葉〜

第2章 第2章その瞳『幸福』


「それは当たり前ぞ?」

家に帰ると、何故か茶を飲んでいた柱間に今日あったことをなんとなしに話すと、予想外の反応が返ってきた。

「十禅寺の一族の女子、本家はどの性質にもチャクラが変化できているからな〜」

「血継限界か…」

「それがそうではないらしいんぞ?
血継限界ではないらしいが、なんとも不思議な一族だ。」

納得がいく。
水タイプがあれほどの火遁を使うには流石に無理がある。

「そんな体になるまでには大変らしいがな」

「どうゆことだ?」

「それがなぁ、子供ができにくいようだぞ?確か今の長も、千を宿すまで十年かかったと言うからな…」

「十年?!?!」

初めて長に会った時二十代か?と思ったが、十年…じゃあ一体何歳なんだ…。

「ああ見えて、40代だと言っておったぞ?」

マダラを心を見透かしたように柱間がずずっと茶を啜りながらそう言う。
20も間違えていたなんて。
なんだか凄く悔しい。
そういえば柱間の妻、ミトが言っていたな。
『十禅寺一族は歳をとっても老けない』と。
チャクラ量が尋常じゃないと言っていた。
ありあまるチャクラで歳をとりにくいのだろう。

「それなら裏付け…って、テメーは何人んちでくつろいでんだー!!」

マダラは柱間の茶をとり、家から追い出した。
すると、門の前には扉間が立っていた。

「扉間!ちょうどいいところに、実は」

「兄者!仕事をサボるなと何度言ったらわかる!!!」

扉間の雷が落ちる。
柱間は「すまんすまん」と謝る。
そんな光景が、何故か羨ましいと思った。

「マダラか、兄者がすまん。」

扉間がこちらをみて、謝る。
マダラは二拍おいて返事をする。

「……あぁ。」











「…どちらの道を選ぶも、俺次第か……。
………イズナ…お前は…どうおもう…。」

万華鏡写輪眼。
自分により近しかった存在を失くして手に入る瞳。マダラは石碑の前で『イズナ』の目を抑えた。
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