第9章 夢
はっと目が覚めるとそこは今の知っている部屋ではなかった。
とてもうるさい車の音人の声。
そして生活臭の強いこの部屋。
「あれ、もとの世界の部屋???」
そう。おそ松さんではない。もとの私の部屋だった。
デッキの前におきっぱなしのDVDもそのままだ。
日付は変わっていないようだし、埃も溜まっていない。
「夢?あれ?違うのかな。」
触った感覚は…ある。
服は寝る前と違うパジャマだ。
帰って来たのだろうか。運のいいことに今日は仕事が休みだった。
気分は秋になりかけていたのでこの季節の違いに違和感を覚える。
住んでいた場所の筈なのにまるで異国の地に来てしまったかの様な。
考えるだけ無駄だ。
そう。あれは夢だったのだ。だってあまりに運が良すぎた。
そう思って起き上がりあまりすいていないが朝ごはんを用意する事にした。
「コップにみずをっ…!?」
すごいめまいに見回れる。
コップは落としてしまった。
ケータイも電話も側には無い。
そんなうちに意識がとおのく。
コップがプラスチックで良かった。と思いながら意識を手放した。