第6章 買い物
「みゆの部屋は結構cuteなんだな。もっとcoolかと思ってたぜ。」
「やっぱり、女の子は白とピンクかなぁって。」
今日家具を入れると言ったみゆの部屋は生活感があまり無く、静かな感じのする部屋だった。
アパートっぽい間取りに机とベッド。
全てのものがピンクと白で統一されている。
そんな可愛いへやの中で一際色を放つ物を見つけた。
「これは…?」
「あ、それはね、大事なお人形!可愛いよね♪」
赤青緑紫黄桃のパーカーをきた、同じ顔の人形。
…よく見たら少しずつ顔が違うようだ。
「なんか、俺達にそっくりだな。」
「そ、そうだよね!私も初めて見た時に驚いちゃった!まさか、大事なお人形さんと同じような人なんて見たことなかったからね、」
そう言うとみゆはお昼食べて無かったよね、と机に水を置いて台所へ向かった。
台所と思われるところから、自由にしていていいよ、と声をかけられる。
自由って、言われると困るもんだな。
それに…部屋中からみゆの香りがする。
こんなこと言うと変態みたいだが、決してやましい気持ちはない。
決してだ。
俺は机の前に座って、台所からみゆが帰ってくるのを待った。