第5章 銭湯
「ここか。」
古くからありそうな銭湯。
中に入ると受付の方と女湯、男湯ののれんが見える。
他にも以外に広くて、自動販売機やマッサージチェアなども目に入る。
「女湯1人お願いします…」
慣れなくて小さい声がでる。
でも、おばあちゃんは優しくてはいどうぞ、と入れてくれた。
左右に並ぶ籠。
ここに服を入れるのかな。
よし。いざ出陣。
「うわー、広いな〜。」
アニメの中では出てきていない場所。
けれどきちんと存在していて、謎の感動が生まれる。
男湯と女湯の天井の間に隙間があって向こうの声が聞こえてくる。
「コーヒー牛乳争奪!おそ松クイズ!」
ま、まさかこれは…
耳を澄ましていると、おそ松とチョロ松の掛け合いが聞こえてくる。
結構早い時間からやってたんだね。
「それではいってみましょう第一問!」
これ確かカラ松だよね。
「…十四松?」
「残念カラ松でした~」
でしょ?覚えてるで~
てかこのクイズを生で聞けるとは…
最高かよ。
にやけた顔でいると隣のおばあちゃんが変な顔で見てくる。
そのあとも正解し続ける私。
もちろん答え丸々覚えてるから当たり前。
最後にチョロ松が叫んだところでクイズは終了した。
その少し前に湯船に入った私はまだ少し浸かっていようと思った。
すると
「なんだよ!あのクイズ!必要あったの?」
「いいじゃんたまにはさ☆」
という速度の会話が聞こえてくる。
アニメにはなかった所。
こんなに熱心に聞かれてるとは思ってないんだろうな。
「そういえば昔はあの壁登って女湯覗こうとしてたよね」
「そー言えばそんなことも合ったね。」
六つ子が声を揃えてあー、という。
顔が見えないから創造し放題だ。
「足が滑ってダメダメ立ったけどねw」
そうだったのか。
なんかかわいいな。
「いまなら行ける気g」
「んなことさせるか。」
おそ松がボケてチョロ松が突っ込む。
いい感じに仲がいいんだね。