第4章 お出かけ
「やっぱり帰りの電車は空いてるんだね」
朝乗っていた満員電車とは思えないほど空いていた。
休日といってもこの時間帯は多いと思っんだけど気の所為みたい。
「ゆっくり座る事が出来るな」
カラ松が2人分空いたシーツ?(シーツでいいのかな)に座って隣の席をトントンと叩く。
私は笑ってありがとう、と言った。
「こんなに気の合うgirlは初めてだ」
「ほんと?ありがとう。私も今日すっごく楽しかった!」
2人で顔を合わせて笑う。
2人の間では優しい時間が流れていた。
「ここの駅前はごった返してるんだね」
「あぁ、いつも人が沢山いるぜ。」
もう夜だと言うのに周りは人でいっぱいだった。
歩くのが大変だ。
「家まで送るな」
「そ、そんな…あ、でも近いんだよね」
一瞬拒否しようとしたけどそうだよ、近いんだよ。
まだ把握しきれていない帰り道を二人で歩く。
「そう言えばみゆはその、Boyfriendはいるのか?」
Boyfriend?あ、彼氏か。
「いないいない!こうやって異性と出かけるのもすんごく久しぶりだよ!」
私は笑っていやいやいや、と言う。
「す、すまない。軽率な質問だった」
「いいよ、気にしないし。フリーだからこうやってカラ松とも自由に出かけられるしね!」
自分でも分かるくらいるんるんしている。
対するカラ松は頭を掻いてそうか。と優しい笑みを浮かべる。
そう話しているうちに家の前に着く。
「また誘って欲しいな」
「あぁ、もちろんさ!」
「次は私がエスコートするよ!」
腰に手を当ててエッへんとポーズする。
カラ松はそれを見て優しく笑う。
「楽しみにしてるぜ」
私はじゃあねと手を振って家に帰った。
途中で振り向くと笑って手を振ってくれるカラ松がいた。
…あれでなんでモテないかな