第4章 お出かけ
「すっごく開けてる!」
堤防から見えるのはすっごく広い青い海。
この磯の香りがたまらない!
「すっごく風がcoolだな。」
カラ松は海の方から吹く風に合わせて前髪をかきあげてる。
凛々しい眉毛が露わになる。
目を細めると優しい表情がもっと柔らかくなる。
「さて。下に降りるとするか。」
浜辺に続く階段で手を引いてもらう。
砂の上だと少し足取りが重くなる。
「もっと海に近ずいて見るか。」
水が靴に付きそうになるくらい近づく。
近づいて見ると無色っていう所がまたいいよね。
前を見ると船が止まっていたり、遠くの島が見える。
楽な格好で来て良かった。
「見渡す限りのblue。まさしく俺。」
「海はなんか優しくていいよね」
その後2人で手で水をパチャパチャやったり、砂の山作ったり。
「こんなの恋人みたいだな〜」
自然に笑顔が出てくる。
ふふーんといっているとカラ松からの視線に気づいた。
「え、ど、どうしたの?」
「え、いやー、」
今日はずっと顔が赤いな。風邪…じゃないよね、
「こ、恋人って…」
「え、あ」
自分の心の声が出ちゃってたの、え?
うそうそうそ。
「ご、ごめん、えと、変な意味で言ったわけじゃ」
「そ、そうだよな、」
カラ松は手で顔を隠した。
「駄目だ、みゆと一緒にいると気が狂うな」
両手で真っ赤になった顔を隠す。
いやいや。こんなに恥ずかしいことを言ってしまうなんて、
…やっちゃった。